ゲームソフトを売ってきた


先日発売された、「明治活劇 ハイカラ流星組」本日売ってきました。(※アイキャッチ画像は「やっと届いた…!これからめっちゃ楽しむでー!」と一番気持ちが高揚していた時のものです/一緒に写っているバスタフェ(の本)は面白いのでぜひオススメします)
以下、このゲームを殆どプレイしないまま(殆ど強制スキップしているため的外れなことを書いている可能性大です)の若干ネタバレ有(かな?EDも見ていません)の私の愚痴まじりの感想、とは言い難い文章がちょろっと続きますので見たくない方、またこのゲームを楽しまれている方はどうぞご覧になりませんように。あくまで私個人が感じたことですし、このゲームが好きな方の頭がどうかしてるだとか、そういった気持ちは一切ありませんのでここにしかと書き記しておきます。

シナリオ担当が華ヤカと同じ方、時代背景が明治時代ということで発売前からものすごく楽しみにしておりました。
私事ですが、幕末~明治、大正この辺りが一番好きな時代でして…。ガルスタ(って今存在してますよね…?)などの情報誌は殆ど見ずに、またツイッターの公式アカウントをフォローすることもなく、事前情報はほぼシャットダウンし、(ツイッターを辞めていたこともあったので周りの影響を受けることもなく)自分で購入を決め、このキャラが好みそうだから…とそのキャラクターの特典CDが付くステラさんで予約をし、到着を待っておりました。
指定日、指定の時間帯に無事到着しました。イラストは本当にキレイです。限定版の箱のイラストやステラさんセットの描きおろし小説の表紙、とにかくキレイです。ただ、ゲームをプレイする前に小冊子を読むことでネタバレ的なことが含まれたりしていても嫌なので、表紙だけを眺めてOPP袋にしまいました。とりあえずゲームを…ということでソフトを取り出し進めてみます。

うん?
主人公、家の手伝いをしてるとかではなく、ちゃんとお給料貰って仕事してるんだよね?お母さん、心臓が弱いんだよね?調子がいい時のみお針子の仕事できるんだよね?だから私がなんとか家計を支えないと…!って頑張らなきゃいけないんだよね?なのにその仕事への取り組み方は何??
共通ルートの最初の二時間程のみ、文章を真面目に読んでゲームを進めていたのですが、とにかく仕事ができない。最近仕事を始めたとかでもなく、没落貴族でこれまで俗世を知らずに生きてきたとかではなく、4年今の仕事をしているとのことですが仕事が恐ろしくできない。掃除と御用聞きが主人公の仕事らしいけれど、御用聞きの最中知人と会って話をするのは当たり前(一応、今は仕事中だから気を付けないと!みたいな注意しなきゃ☆みたいな心情描写はある)、そのせいで受けていた注文を間違えてたりしてお客さんに怒られる、雇ってくれている店の主人が。店の主人は大切なお客様だから頭を下げるし、主人公に今後の仕事のアドバイスをする。一応それに従うもののたまに忘れている。アホなん?
同僚の男性たちにもよく嫌味を言われています。まぁ男尊女卑もまだまだ残っている時代だし、最初は女ってことで小馬鹿にしてるんだろうなと思って主人公を不憫に思っていました。でも違いました。仕事がとにかくできないんです。ある時仕事のやらかしをこの同僚たちに指摘されるものの反省する様子は一切ありません。剰え、「私は悪くない」そんな感じです。開き直ってる感すらあります。
私は頑張っている人は好きですし、応援したくなる人間です。ロボットでもないんですから、たまにはミスもするでしょう。でもこの主人公に対しては全く応援しようという気が起こりませんでした。
この仕事を紹介してくれたのはお世話になっている長屋の女将さんらしいのですが、その女将さんの顔に泥を塗りたくりたいのでしょうか。恩知らずもいいところだと思います。
そして主人公には父親がいません。生まれる前に死んだとかそういうことにされていたのか、その辺りは強制スキップをしていたのでよく読んでいません。その後父親は実は殺されていたことが判明するのですが、周りの人たちはそれを主人公には伝えず黙っていたらしいのです。なんでも父親は流星組という義賊組織の頭だったとかでそれを主人公が知ってしまうことで、何かしら主人公の身に危険が迫る可能性を回避していたためかな?と私は安直な想像をしました。しかし、二代目(か三代目か、もっと続いているのかは知りませんが)流星組の名のもとに活動をしたい人に(この辺も曖昧です申し訳ない)「……お前の父の死の真相が知りたくないか?あそこにいるヤツが犯人だ」みたいなことを突然呼ばれた夜会で耳打ちされ、主人公は父親が殺されて亡くなったことを知ります。突然背後からそんなことを言われたものだから主人公も驚いたのだと思いますが、結局犯人が誰なのかもわからず、ただ父親が殺されて死んだことだけを告げられて私は目が点になりました。じゃあ周りの皆が黙ってたのは何故?それを知った彼女に危険はないの?
そしてその父親と、今主人公が働いている店のご主人とは知り合いだったことが判明します。そして母親にも問い詰めます。母親は父の死の真相を黙っていたことを詫びます…が「皆私を騙していた…!ひどい!」と主人公はぶち切れます。何故父親の死の真相を黙っていたのか、スキップしなければちゃんと語られて、あぁ、なるほど!と納得のいく答えが得られたのかもしれませんが、そんなことで怒る?と私は不思議に思いました。正直母親ならそんなこと知らせたくはないだろうと思います。彼女はまだ16です。もしかしたらもう少し大人になってから…と考えていたのかもしれません。それに明治時代は仇討ち禁止令も出ています。病気がちな母親のために働いている、一生懸命で家族思いの優しい娘って設定ですし、自分のためを思う親心もあったのでは?と少しは思ってもいいのでは…と私は思いました。
そして父親が頭をやっていたという流星組に主人公は参加することになります。この参加の流れもストーリーを強制スキップしていたのでよくわかりません(わからないづくしですね、すみません)が、主人公が加入する新・流星組に父親が頭だった頃に窮地を救われたメンバーだか、父親が頭だった頃に共にメンバーとして活動していた人がいるらしい。そこで頭の仇を打とう!そんな感じで結成する流れのようですが、果たしてそこに主人公は必要だったんでしょうか?下手すると頭の娘を危険に晒すことになります。もし、流星組の活動再開の許可を得たいのであれば全てを知っている主人公の母親に相談しただけで良かったのではないか、と疑問に思いました。そこはゲームの展開上仕方のないことでしょうからひとまず我慢をして、いざ活動!ということでテーラーのメンバーが皆に衣装を用意します。義賊といえども犯罪まがいのことをすることもあります。一歩間違えたらお縄になります。なのに殆ど顔隠す気ないよね…?の衣装に身を包んだメンバーが画面に映っています。せめてフード被らん?
他にもいろいろ感じたことがあるのですが、思い出すのもしんどいのでこの辺にしときます。


趣味で出している作品、言い方は悪いですが、素人の方が作っている作品にならこうもつっこんだりしませんが、通常版でも6000円する、ゲーム会社さんが作っているゲーム作品なんですよね、これ…。私の感じた矛盾、違和感は殆ど序盤の方の話なので、作品を続けていけばいくほど恐らく「は?」と思うような展開が続くのではないか、と私は想像しています。
また、自分が気になっていたキャラクタールートもちょっとやってみたもののなんか微妙…という感想しかわかず、嫌々ゲームを続けるくらいならもう手放そう、というわけで本日売ってまいりました。
限定版、ステラさんの特典付き(CDも小冊子も聞かず読まず)で買取額5500円でした。
次回はシナリオが華ヤカの方だからといって、安易に予約購入はせず、アマゾンなどでレビューを見て購入しようと思います。イラストや音楽などはとてもいいなぁと思ったのでとにかく残念です。


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